卒部論文 「私の四年間」

武内 伸代


 私の剣道部での四年間は、他の同期の方々ほど凄まじいものではない(と思う)。しかし、マイペース(それもかなりゆっくり)な私は、 この四年間で少しは成長したことでしょう。
 まずは、対人面について。まだまだみんなに至らないところが多いが、それでも、上下関係などいろんなことを学んだと思います。何も知らないまま社会人にならなくて本当によかった。また、数々の爆弾発言によっていろいろな問題を起こしてしまったことが一番後悔したことです(たくさんの人々へゴメンナサイ…)。信頼関係というのが微妙なバランスの上に成り立っていることを感じました。これから日本語を習おうかな。
 次に、体力面。あまり体力、筋力のあるほうではないのですがそこそこ鍛えられたと思います。特に足の筋肉は以前から発達していたようですが、剣道部に入ることによってさらに跳躍力が上がりました。また、受験で蓄えられた脂肪を消費できたのは大きな利点でした(剣道じゃなくチャリのせい?)。今のところ、同じ体型を保っている。これからは、この独特な姿勢を改善していきたい(よく真似されるし…)。
 第三に技術面。入部当時、私の竹刀の握り方は間違っていました。しかし先輩に何度も指摘されて正しく竹刀を握れるようになりました。これだけのことかもしれないですが、私にとっては大きな進歩だったんです。今までの悪い癖を直すのは難しいと実感しました。これからも、少しでも正しい剣道に近づけるように努力したい(上に飛んじゃうんですよね…)。
 ほかにも変わった部分があると思いますが、ここには書ききれないので終わりにします。(あんまり長く話すと聞いてもらえないので…)
とりあえず言えることは、剣道部に入ってよかったということです。四年間の中で、いろいろ指導してくれた先輩方、苦労をかけた後輩た
ちには感謝しています。特に、一番長く一緒に居て、たくさんの迷惑をかけてしまった同期のみんなには何と言ってよいのやら…。本当にありがとうございました。